2012年11月14日水曜日

ウルトラマンマックス 視聴記-2(第3~4話)

第3話 「勇士の証明」
 今回は「帰ってきたウルトラマン」第2話を思い出させる展開。
 変身できないカイト、応えないマックス。
 いじける落ち込むカイトが子供からもらったキャンディーで気づきを得るってのはちょっとアレだが、次の瞬間の公園を行き交う人々の描写には新鮮な印象を受けた。実は、こういう感じの人々の日常シーンって、あまりウルトラシリーズでは描かれてないのでは?逃げ惑うシーンはよくあるけど。戦闘シーンでは、必殺技を出そうとするマックスの隙をついた怪獣の攻撃がよかった。

第4話 「無限の侵略者」
 話の最初の展開はウルトラマンの「侵略者を撃て」っぽいと感じた。タイトルもちょっと似てるし、寝ぼけている隊員達の描写もそうだし、研究所の中の雰囲気もそう。違う意匠を取りながら、「侵略者を撃て」を見た時に感じた不気味さ、怖さを演出しようという意図なのか。
 宇宙船の中で下の街が見えているのは博物館のようで(笑)面白かったし、ミズキの身体能力の高さにも驚いた。どんだけやねん。燃えている街を低空飛行するダッシュバード2号もよし。機体に火影が映っているというのが印象的だった。

 今のところ、DASHの描写に失望するところはない。カイト達がマメに本部に連絡してるのもいいし、スラン星人の高速移動をエリーが解析というのも抜かりがない。画面では見えない場所に「ほう・れん・そう」って貼ってあるんじゃないか。

 マックスが墜落するダッシュバードをキャッチする時の素晴らしい動きには思わず手を打ってしまった。やっぱ、こうでなくちゃ。また、その時のコックピットから撮った光景も素晴らしい。戦闘機のコックピットは、最もマックスや怪獣に接近する視点であり、そこから見える光景は、ちゃんとスケールを感じられるように描いてほしいもの。その点でもマックスはよく考えられてるなあと思う。
 ただ、スラン星人の高速移動からの攻撃シーンはもう少しクオリティを上げてもよかったのでは。つまり、攻撃する側のスラン星人の動きは高速でも、マックスの動きがそれと同じ速さでは違和感がある。
 戦闘終了後、ダッシュしてから力強く空へ飛び立っていくマックス。こういう描き方、新鮮に感じた。最後のミズキのツンデレが大変可愛くてよい。それにしても、既に4話で結構いい仲なのか、この二人。あと、タイトルの「無限の」ってのは、どれを指してたんだろう?

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