2012年11月14日水曜日

ウルトラマンマックス 視聴記-3(第5~6話)


第5話 「出現、怪獣島」
 ピグモンのかわいこぶりっこは、ちょっとやり過ぎかなという気がしなくもない。スターウォーズのイウォークに通じるあざとさを感じる。相変わらず、隊員が要所要所で報告を欠かさないのはえらい。インディ・ジョーンズ風の格好をしたゲストがモレスキンっぽいバンド付きの手帳を持ってるのは確信犯か。衛星画像からの2体の怪獣の映像、カッコよかった。戦闘終盤で穴につまずいてコケてしまうレッドキングは、怪獣ギャグとしてOKな範囲だと思えた。

第6話 「爆撃5秒前!」
 レッドキングと怪獣のプロレスっぷりはなかなか見ごたえがある。対戦時のマックスの高速移動、これはいつ見てもカッコいい。戦ってる最中に気合を入れるレッドキングの描写がユーモラス。ガス欠レッドキングも面白くて笑える。どちらかと言えば怪獣ギャグには否定的な自分だが、許容範囲に思えた。これはレッドキングほどキャラが立っていればこそということなのかも知れないが。
 DASH現場が上層部からの指令に異議を唱えるやり取りは、このぐらいがバランスとしていいところなのかな。MATなんかは「作戦に失敗したら解散!」なんつって、かなり岸田長官にいじめられてた印象があるんだが、トミオカ長官はもうちょっと話が分かる人なのだ。

 かわいこぶりっこが鼻についてたピグモンだが、別れのシーンには少しジーンときた上に、単に空爆で島が消滅するのではなく彼(彼女?)のおかげで...というエピローグも秀逸。ごめんねピグモン、かわいこぶりっこなんて言って!

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