高校の頃から空を見るのが好きなのだが、雲の生成過程や、雲の形によって空がどんな状態なのかを推測するという知識が全然なかった。そこで、複数の本を比較してみたところ、本書が一番よいと感じた。なお、選定基準として、持ち歩きができて、いつでもすぐに目の前の雲がどんな雲なのかを調べることができる、というのがあったことを付け加えておこう。
種類やその生成過程や構造についてはそれほど詳しく解説をしているわけではなく、具体的な形状の雲についての解説がほとんど。音訓が激しく入り混じる雲の呼び方一つ一つに読み仮名がついていたり、ハンディな新書版なので、外出時に使いやすいというのが好印象だった。また、巻末の方では雲以外に風や雷などの他の自然現象についても軽く触れられているのも、自分には興味深かった。
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