第19話 「扉より来たる者」
夕日をバックにした戦闘シーンからスタート。しかもマックスが敗れる!夢オチだったが、寝坊したカイトを起こしに来たミズキがカイトの寝起きのパンツを見てパニックるのがちょー可愛い。
モロボシダン登場!オザキ博士という役柄。老眼鏡装着時にウルトラアイのポーズというのはお約束。
遺跡のパズルで扉出現。扉から出てきたダーラ星人って、スター・トレックの宇宙人みたいなデザイン。扉の向こうの世界の3つの太陽がシュールな感じ。連れ去られてしまうミズキ。
ミズキの無事を祈るエリーがまた可愛い。しかし、ミズキ救出のためとは言え、DASH全員で向かっちゃっていいのか?エリーまで。
古代人が宇宙人であるダーラ星人と仲良く交流していたというプロットは斬新。お互いに戦をしてしまう愚かな人類を「強大な力で」まとめ、導こうとしたダーラ星人と、独立を尊重するようにお節介をやいた「M78星雲人」。登場怪獣ギルファス、ちょっとカッコいい。「戦神」ということらしいが、ちょっと「帰ってきた」のコダイゴンっぽい印象を受けた。
アクティブモードのエリーにビックリ。銃を高精度で命中させるだけではなく、もっと色々とやって欲しかった。それにしても上着、脱ぐ必要あるの?いや、嬉しいんだけど。
十字架にかけられているミズキ、駆け寄るカイト。この時のミズキがカイトに向ける表情。絶対、もう惚れてる!
戦闘シーンは大変カッコいいカットが多かった。低めの視点からのアングルというのもそうだが、アクションそのものが、おざなりではない。特に、ギルファスに組み伏せられながらのマクシウムカノンに、思わず膝を打った。こうでなきゃ!いつもお決まりの間合いとポージングで必殺技を出すんじゃなくて、こういう体勢からの必殺技の使い方。セブンに通じる戦闘のプロっぽさを感じる。
扉からの脱出時、ミズキがついに「カイト」っつった!コバ、しんがりのお務めっぷりがカッコよし。ハヤタとダン、じゃなかった、長官と博士の友情の描き方も、ちょっと強引だけど、これはこれで許容範囲かな。
第20話 「怪獣漂流」
出だしのナレーションから既にスラップスティックな予感。山口家の食卓で、何でテレビでマックスやってんだよ!しかも山口家はお父さんが小野寺丈(石ノ森章太郎のご子息)に、お母さんが芳本美代子!
クラウドス。熟睡中でぷかぷかと浮かびながらの登場。今回もエリーが若干はじけ気味で「ビックリ確率100%」て。「隊長ってば!」という通信越しでのミズキの絶叫も印象的。なお、ベースプロットは初代マンの「空の贈り物」、スカイドン。スラップスティックであるというのも含めて。
学生のブラバンのDASHへの応援がそのままBGMというのも面白いし、暴走族に対するミズキのパントマイムも可愛くておっかしい。ちなみに鐘を撞こうとする住職、演歌歌手、暴走族のヘッド、みんな同じ俳優さん。
しかし、何だかんだ言いつつ、亜空間トンネル関連の設定は、なにげにちゃんとSFしてるってのがエラい。また、おちゃらけてても、暗い状態でのマックスへのライティングなんかは印象的なものが多かったり、少し実験的で面白いものがあったりして、さすが。
戦闘中にクラウドスを持ち上げようとして、あまりの重さに体勢を崩しちゃって、BGMもスローダウン、というパターンは「空の贈り物」の時からのお約束、と言うかオマージュと言っていいのかな。ついでに、戦闘中にご神木を倒して焦るマックスが可愛い。思わず笑ってしまった。
前にも書いた通り、怪獣やウルトラヒーローがおちゃらけた仕草をすることには否定的なんだが、なぜかマックスでは気にならない。もちろん、マックスは、おちゃらけた動作よりも洗練された戦い方や、ここぞという時の見栄えのするプロレス技を放ってる時の方が魅力的なんだが、だからと言って、おちゃらけた動作が、それほど鼻につくわけでもなく、素直におかしく受け止めることができている。この辺りはスタッフのセンスやバランス感覚のよさなのか、それとも根っからのマックスファンになってしまったからなのか。
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