2013年12月15日日曜日

インターネット術語集〈2〉―サイバーリテラシーを身につけるために (岩波新書) 矢野 直明 (著)

・2002年の出版でありながら、意外と自分が知らないことも散見された。不勉強のいたり。「こんな本に書かれてる内容ぐらい、自分は全て知ってる」などと奢った先入観を持たずに、こういう本もきちんと読むようにしなきゃと思った。

この本の出版された時からレッシングの「CODE」は有名だったんだな。また、マーク・ポスターの「現実世界のエンティティであるはずのデータベースの文法が現実世界を規定する」との知見にはとても興味をひかれた。「グーグル・アマゾン化する社会」で述べられている危惧も、同じことを表現を変えて述べているということなのではないかと感じた。読んでみる必要がありそうだ。

・なお、「グーグル・アマゾン化する社会」は松岡正剛さんの「千夜千冊」でも取り上げられている。一読の価値アリ。

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