・読み返してみると、昨今のライフハックの先駆け的な内容も散見される。志の立て方から資料の集め方、書物の読み方、文章の書き方と幅広い。読書術の紹介としてのレーニンノートの存在はこの本で知った。他にも言葉の習得について南方熊楠の文章を引用してみたり、芥川龍之介のテキストをまるまる書写した自身の体験についての記述があったりで、その時々でちょっとした発見がある。ちょっと手元に置いておきたいが、高いなあ...。
【目次】
第1部 準備編
・志を立てる 立志術
・人生を設計する 青春病克服術
・ヤル気を養う ヤル気術
・愉快にやる 気分管理術
・問いかける 発問・発想トレーニング法
・自分を知る 基礎知力測定法
・友を選ぶ師を選ぶ 知的交流術
・知的空間をもつ 書斎術
・文房具をそろえる 道具術、保管術
・本を並べる 配架法
・事典をそろえる 知的工具術
第2部 実践編
・論文を書く 知的生産過程のモデル
・あつめる 蒐集術
・分類する、名づける 知的パッケージ術
・分ける、関係づける 分析術
・読む 読書術
・書く 執筆術
・考える 思考の空間術
・推理する 知的生産のための思考術
・疑う 科学批判の思考術
・もうひとつの科学的思考 エコロジー思考術
・直感する 思考術
・さまざな巨匠たちの思考術、思想術 発想法カタログ
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